消費税増税再々延期で解散するのか

と思ってしまうのだが、支持率回復で今がチャンスと見たのか、年内に衆院解散とかいう話も漏れ出ている。そうなるとやはり解散理由は「消費増税の再々延期」なんじゃないでしょうかねえ。

モーニングショーで以前テレビ朝日の政治記者が、解散の大義名分なんてどうでもいいんですよ、と口を滑らせてぶったまげてしまったが、政治部の記者なんてホントにどうしようもない腰ぎんちゃくどもだとあきれましたけど、な~んにもなしで「解散します」と言ったらさすがにカッコがつかないだろうから、とりあえず有権者受けしそうなフレーズをぶち上げるでしょう。

増税をまた延期すれば、若者や貧困層には受けるでしょうね。だいたい安倍政権というのは(再三書いてるけど)少なくとも経済政策はかなり左翼的だと思いますよ。

財界に直接働きかけて賃上げを要求し、税収が60兆に満たないのに100兆近い予算を組み続けて、不足分は毎年30兆台の国債発行で賄っている。朝日放送「正義のミカタ」(正式名:「アベの味方」)に出てくる安倍応援団の連中でも、藤井教授も宮崎哲也も財政拡大派で、去年のアメリカ大統領選ではトランプじゃなくてサンダースを支持してたぐらいだし。

ハフポストに「増税は働く母子さんを直撃します!」と言って増税延期(とアベノミクス)を支持する意見がのってたけど、こういう従来なら共産党とか社民党を支持していたような人たちの意見もくみ取っているところが安倍政権の特徴なんでしょうね。確かに増税で景気が冷え込めば、母子家庭とかこれから就職する、あるいは就職したての若者を直撃するでしょうが。

しかし、第2次・第3次安倍政権は(民主党政権時に比べれば)国債発行を抑制しているとはいえ、2013年度から今年までに総額189兆円も新たに国債を発行している。そのうち建設国債は30兆だが、これも償還期限が来る「借金」に変わりない。

おまけに教育国債とかまた言い出してるけど、結局これバラマキじゃない?いいんですかね。

考えてみれば、民主党政権でもべらぼうな額の国債を発行して放漫財政を維持してたけど、決定的に支持率が下がったのは、菅直人内閣になって「消費税10%」と言い出したときなんだよな。野田政権もこの路線を踏襲して「財務省の言いなり」というイメージをばらまいてしまって、選挙でボロ負けしたのだ。

悪は財務省(と北朝鮮)か。高橋洋一も「元財務官僚」と常に鼻にかけながら、一方では恨み晴らさんとばかりに古巣をたたきまくってる。そしてアベシンゾウは正義のヒーローになるわけだ。

増税延期で国債増額を決断するのか。それで解散して勝利なら、もはや衆愚政治、まさにポピュリズムだと思いますけどね。2020年までに日本の借金は1200兆とかになるだろう。私には空恐ろしいとしか言いようがないけれど。

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